大阪堺市の全身火だるま事件ですが、
まだ被害者が意識不明の重体なので、真相は依然闇の中です。
女性によると「自分で火を点けた」と言っていますが、
大半の方は「自分で火を点けるか? 普通・・・」と述べています。
しかし中坊進二としては、
「消毒液って燃えたっけ?」と思ってしまいました。

そもそも化学に詳しくないと、
何が燃えて、何が燃えないか分からないと思います。
中坊進二は理系出身ですが、市販されている洗剤類は、
どれが可燃性なのか実はよく分かっていません。
中坊進二は中学の時にアルコールランプで実験しましたが、
デパートやオフィスのトイレでよく置いてある消毒液に含まれている成分が
「アルコール」だと気付いている方は少ないかもしれません。
そもそも、消毒液を掛けられた男性は、
それをアルコールと認識していない可能性が高いです。
ラベルを見ないと、中坊進二だってそれをアルコールと気付かないでしょう。
余談ですが、消毒用アルコールには、
エタノールのほかにもグリセリンなどの燃焼性が強いものが含まれていますよ。
本当に燃えるか実験をする際は、広くて安全な場所で、
少量で実験するようお願いします。

alcohollamp

消毒とはちょっと違いますが、消臭ファブリーズというものがありますよね。
これも可燃性なのでしょうか?
中坊進二は使ったことが無いのでサッパリ分かりません。
一応、「火気の近くで使用しないでください」と書かれているので、
可燃性なのかもしれません。
と言っても、大抵のスプレー缶にはこの表記が書いてありますので、
実際に燃えるかどうかは中坊進二には不明です。
エタノールが含まれていますが、水の量が多いので、
消毒用アルコールと違って
そこまで大きく燃え広がらないのではないでしょうか?

deodorize

雑菌は熱に弱いです。
アニサキスだって、60度の熱を1分与えると完全に死滅します。
と言うか、その条件に耐えられる生物はクマムシくらいでしょう。
あと今回の事件ですが、多くの方が北斗の拳を連想したと思います。
汚物を消毒する際は、エタノールを掛けるよりも、
直接炎で炙った方が有効なのです。
でも中坊進二としては、
エンチャント・ファイアのネタの方を先に連想しました。
花の慶次という漫画なので、気になる方は調べてみてください。
そういえば、ワンピースのインペルダウンでも
「囚人はまず、100度の熱湯シャワーで消毒します」とありましたね。
実際にそんなことをしたら、火傷で死にますが、
爆発に巻き込まれても死なない世界なので、気にしたら負けですね。

人体の表面積の7割を超える火傷は死に至ると言われています。
状況によっては2割でも死ぬ恐れがあります。
夏季は大丈夫ですが、寒くなるとウール系の衣類が流行りますよね。
そうした「燃えやすい」ものを着る際は、
迅速に脱げるように練習しておいた方が良いと中坊進二は考えます。
本当に一瞬で全身に燃え広がりますよ。

wool