関東では9月1日が防災の日です。
そしてこの防災の日は地域ごとに異なります。
関東が9月1日を防災の日としているのは、
この日に関東大震災があったからです。
でも中坊進二が今いる京都でも、
9月1日を防災の日としています。
京都は近代史では大きな地震の被害に遭っていませんので、
関東大震災を参考にしているのかもしれませんね。

earthquake

9月1日に避難訓練を行う学校は多いでしょう。
中坊進二は埼玉県の小中高に通っていましたので、
夏休み明け初日は9月1日でした。
新学期スタートの始業式の日に避難訓練をした記憶があります。
でも、始業式の日ではなく、
2学期最初の土曜日にやった記憶も中坊進二にはあります。
半日授業の日にやったのは確実でしょう。
他の地域も2学期のはじめあたりに
避難訓練をやっているかもしれませんね。

refuge

しかし避難訓練はとても億劫です。
防災頭巾を被って避難するのですが、
9月上旬にそんなことをするのは、とてもつらいです。
熱中症になってしまわないか中坊進二はとても心配しています。
流石に屋外に脱走したら頭巾を取ると思いますが、
今度は炎天下に悩まされることになるでしょう。
幸いにも、今年の9月1日は全国的に寒いので、
熱中症の心配は少なさそうです。
最高気温が30度という表示を中坊進二は久々に見た気がします。

refuge2

学校で避難訓練をする理由は、火事の被害から逃げるためです。
そもそも建物の耐久度としては、学校が最も頑丈となります。
もしも学校が崩れるレベルの地震が発生したら、
周辺地域の住宅は軒並み崩れ去っているでしょう。
基本的に学校が一番安全なのです。
しかし火事は別です。
炎に巻き込まれたら、人間なんて一瞬でローストビーフです。
避難訓練でも「調理室から火事がありました」
「理科室から出火しました」と放送されるでしょう。
理科の実験は火事が発生しやすく、
中坊進二の大学の話ですが、年に1回は消防車が来ていたと思います。
中坊進二が居た研究室も、
実験室でも何でもないのに何故か天井が焦げていますよ。
多分、室内で鍋パーティーをやっていたのだと思われます。

scienceroom

「お」「か」「し」「も」は
誰でも小学校の避難訓練で習ったでしょう。
押さない・駆けない・喋らない・戻らない、の4つになります。
集団行動をしつつ脱出するには、
それぞれの生徒が規則正しく動く必要があるのです。
本当は窓から一目散に脱出すべきかもしれませんが、
転んで倒れた生徒をみんなが踏みつけてしまうかもしれません。
そうさせないためにも、
こうした避難訓練が大事だと中坊進二は考えています。