下手をすれば、今の大学生ですらレコードを知らないかもしれません。
中坊進二の実家には蓄音機がありましたが、今の家庭にはそうしたものはありません。
今や、iPodやスマートフォンで音楽を聴く時代です。
そんな中、京都市役所前にて
「京都レコード祭り」が開催されることとなりました。
レコードを知らない若者世代に向けて、そして40代・50代の懐かしむ世代に向けて、
数多くのレコードやCDが販売されます。

探してみれば、意外と昔ながらのレコードショップが京都に残っています。
中坊進二が普段歩かないような道を散策していくと、
ひっそりとお店を構えているところが見つかります。
非常にレトロな雰囲気であり、そこだけ昭和で時が止まっているような感じです。

と言っても、中坊進二はあまり音楽を聴きません。
卒論制作の時に延々と同じ曲を聞き続けると、その曲を聴くたびに卒論を思い出します。
ピーナッツの殻を1万個剥くような単純作業をする際は、
複数の曲をランダムで流した方が良いですよ。
爪きりが、剥くのに便利なアイテムです。

ユーチューブをはじめとするインターネットが発達したからかもしれませんが、
CDの購入数は昔に比べて激減しています。
中坊進二としては、娯楽の分散が原因とも考えています。
昔は、音楽を聴くことしか娯楽がありませんでしたが、
今では多種多様な携帯ゲームが溢れています。
お金を払ってまで音楽を聴く層は、さらに減っていくと思われます。
だからこそ今回の「京都レコード祭り」のような催しを行うことで、
音楽の素晴らしさを普及しようとしているのだと思います。