「東京では通じない関西弁ランキング」で
「遠慮のかたまり」が1位にランクインしました。
中坊進二は関東育ちで、京都に赴任してから数年経ちましたが、
この用語を聞いたことは一度もありません。
あと、遠慮する人に対して
この用語を言うのだと中坊進二は思っていましたが、
「遠慮のかたまり」は「食べ残し」にしか使わないことに、
正直かなり驚いています。

kyoto

ただし、2位は普通に中坊進二、使っています。
むしろ「蚊にかまれる」が関西圏でしか通用しないことに、驚いています。
ほぼ生粋の関東人である中坊進二ですが、
幼少期の頃からずっと「蚊に噛まれた」と言っていました。
時々「刺された」とも言いましたが、
中坊進二は動詞で「噛む」という表現を使っていましたよ。
もちろん、中坊進二の家族全員がその表現を使っていましたし、
家族は全員関東の出身で旅行以外で
関西に行ったことは一度たりともありません。

mosquito

3位の「ぐねる」は正直、
なにを言いたいのか中坊進二はよく分かっていません。
言葉の意味的に「ぐねぐね」することなのでしょうか?
調べたところ、「捻挫」「足をひねる」ことを
「ぐねる」と言うそうです。
それでしたら、中坊進二もちょっと言うかもしれませんね。
「足をぐねった」とか、皆さん使いませんでしたか?
う〜〜ん、よく考えたら使わないかも・・・・・・。

4位の「アテ」は全く分かりません。
むしろ、何故これだけカタカナなのでしょうか?
調べたところ、「酒の肴」を意味するそうです。
中坊進二の家族は誰もお酒を飲みませんので、
アテが食卓に乗ることは無さそうです。
語源としては「あてがう」から来ていると言われています。

tsumami

5位の「いがむ」は何となく分かります。
と中坊進二は思っていましたが、
この「いがむ」は「啀む」ではなく、「歪む」だそうです。
「いがんでる」と早口で言われたら、
中坊進二は普通に「敵意を持っている」と解釈してしまいそうです。

方言というのは非常に難しいです。
関西弁の「いがむ」程度でしたら、
中坊進二も聞き取れると思いますが、
これが津軽弁あたりになると、
本気で何を言っているのか全く分からなくなります。
イントネーションもかなり独特なので、
平仮名に書き起こすことも難しいでしょう。
そもそも、標準語を文字に書き起こすお仕事を
中坊進二はしたことがありますが、
アレは速記スキルを極めないと絶対に無理だと思っています。
「聞く」「覚える」「考える」
「手を動かす」の4工程を同時にするには、
それなりの訓練が必要でしょう。
裁判所とかで議事録書いている方がいますが、
一体どれほどの早さでペンを走らせているのか、
中坊進二はかなり気になっています。

pen