築地市場で基準値の2.4倍のヒ素が出現したそうです。
と言うか、このデータは2013年6月には既に分かっていたとのこと。
公表しなかった理由は、他も全部これくらいの数値だったから。
ちなみに、アスファルトや土で覆っているので、全く問題ありません。

最近、中坊進二が考えることとして
「もしかして東京湾は全部ヒ素で汚染されているのではないか」ということです。
そうした研究は昔からされており、東京湾は昔(少なくとも江戸時代)から
鉛やヒ素がとても多い地域として知られています。
こうした有害物質は、工場の排水によって増加しているイメージがありますが、
どうやら東京湾に限って言えば、昔から自然由来でかなりのヒ素があったみたいですね。

tokyobay

あと、東京湾は滞留しやすい地形とも言えそうです。
他の地域の河川でしたら、海に流れて拡散しますが、
東京湾は千葉と伊豆半島に挟まれたような感じになりますので、
なかなか大海まで流出しません。
それによって、数千年かけて川から流れてきたヒ素も、
東京湾に蓄積され続け、今日に至るのだと思います。

中坊進二の歴史の知識によると、昔の江戸はすべて海でした。
徳川家康が大規模工事を行って、
関東平野を全部埋め立てて、陸地にしたそうです。
なので、湾岸付近は全部元海で、
ちょっと穴を掘ればヒ素が溜まっていた土壌が出現してしまうのだと、
中坊進二は考えます。

edoera

繰り返しますが、アスファルトや土で覆っているので、
地面の下に何があろうと全く問題ありません。
別に放射線と違ってアスファルトを貫通しませんので、
計画通りに豊洲市場の移転計画を推し進めても何ら問題ないと中坊進二は説きます。
それより、築地市場の耐震強度が心配なので、一刻も早く移転を。