どこで聴いたか中坊進二サッパリ忘れてしまいましたが、
霊能力による金儲けを例えて説明するなら以下の通りになります。

@:授業前の教室(人が集まる場所ならどこでもいい)に
コップサイズの小さな箱を置きます
A:その教室内の誰でも良いので、
「その箱にはスズメバチがいる」と風潮します
(実際には箱の中は空です)
B:当人は退室します
C:その誰かが他の人にスズメバチが居ることを触れ回れば、
話は大事になり、専用の業者に駆除依頼が出されます
D:業者が儲かる

これが霊能力による金儲けのシステムだと、中坊進二は習いました。
シュレディンガーの猫に近い気がしますが、存在しない(観測できない)ものを、
さも在るようにすることで、お金儲けへと繋げることが出来るのです。

bills

さて、中坊進二はあまり霊能力の存在を信じていません。
同様に、魔術、超能力、未来人、異世界人、宇宙人もあまり信じていません。
全否定こそ中坊進二はしませんが、いま目の前に現れたとしても、
「映画の撮影?」と中坊進二は現実逃避する自信があります。
そもそも、魔術や超能力や霊能力の存在を信じていないのは、
既存の科学力で証明できないからです。
既存なので、いつか科学的に魔術や超能力や霊能力を証明できるようになるでしょう。
そもそも、古代や中世においては、天気予報や火薬は魔術に近い分野でした。
錬金術師は石ころから金に変える研究をしていましたが、
彼らの研究の副産物として、科学はかなり発展しましたよ。
今では、炭素の固まりからダイヤモンドを生み出す技術すら確立されています。
中坊進二も人工ダイヤはちょっと欲しいです。

renkin

近年、霊能力に関するトラブルが相次いでいます。
特に修行と称する虐待事件が横行しています。
職業選択の自由が許されている今の時代では、いくら才能があろうとも、
娘や息子の将来の職業を限定させるのはナンセンスと言えるのかもしれません。
少なくとも、その子が親の家業を引き継がないと国が滅ぶ事態に巻き込まれない限りは、
そうしたことはやらない方が良いと中坊進二は考えます。

霊能力は色々なことが出来ます。
最も多い需要は、恋の成就と言われていますよ。
職業が呪術師の方ですが、そうした依頼がかなり殺到しているみたいです。
呪術師と聞くと、ウシノコクマイリを連想しますが、
今や恋のキューピッドみたいなお仕事が主流になっているみたいです。
やはり皆さん、復讐は自分の手でやりたいみたいですね。
でも、中坊進二はあまりこうしたことに頼りません。
神頼みすら、余程のことがないとしませんよ。
初詣は毎年行っていますが、願い事はいつも無言です。
願いは、自分の力で達成するに限ります。

crystalball