元日の京都は激戦区です。
この日ばかりは、家で寝正月をするのが賢いと言わざるを得ません。
清水寺も伏見稲荷大社も平安神宮も、
いつにも増して混雑率は3割増しだと思います。
満員電車の方が遥かに楽だと中坊進二は思っています。
以前、1月4日くらいにとある大きな神社に行きましたが、
長蛇の列というか、ライブコンサートみたいに人が密集すぎて、
入口の部分で諦めて帰った記憶があります。
空いている時期を狙うなら、2月まで待つのが良いかもしれません。

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全国初詣名所人気ランキングというものがあります。
どこでアンケートが取られているか中坊進二には分かりませんが、
やはり伏見稲荷大社は圧巻の第1位です。
稲荷神社の総本山でもあり、
中坊進二も時々参拝という名の山登りに赴いています。
そして2位は平安神宮です。
10月に行われる京都三大祭のひとつ「時代祭」を行う場所として有名です、
商売繁盛・開運招福・縁結び・厄除け・学業成就と、
あらゆるご利益がある寺社として人気となっています。
元日に行けば、正午から能楽を見られますよ。
そして3位から8位までは別の都道府県で、9位は下鴨神社です。
ここは葵祭が有名で、1月4日には蹴鞠大会が開催されます。
紅葉や新緑、桜など、自然の景観の素晴らしさでも有名になっています。

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なお、初詣人出ランキングというものがありますが、
これには京都の寺社はカスリもしていません。
平安神宮は40万人、下鴨神社は20万人の方が来ていますが、
東京の明治神宮は317万人です。
千葉の成田山も309万人、神奈川の川崎大師は307万人です。
もう完全に桁が違います。
理由としては、京都は寺社が多く分散しているからかもしれません。
中坊進二も初詣は毎年違う所に行っています。
有名なところは人が多すぎて、なかなか行けないのです。
また、ひとつの寺社が収容できる敷地面積も違うと思います。
明治神宮がどれほど大きいか中坊進二は知りませんが、
きっと300万人を超えるだけの人数をさばけるほど
大きな道と参拝所が用意されているのだと思っています。