学校というのは昔から閉鎖的な環境で、
今もそのような傾向にあります。
最新の技術を忌避する傾向にあり、
伝統的な方法を行うことを推奨していると中坊進二は考えます。
ただし、世界はそんなに悠長なことは言っていられません。
気温が昔に比べて10度も上昇しているのに
「昔は大丈夫だったから」という言葉で一蹴してはいけません。
熱中症でダウンする方は、
昔に比べて指数関数的に増えていると中坊進二は思います。
また、間違った医療知識をそのまま敢行している学校は
決して少なくないのが実情です。
このあたりを何とかしないと、
将来子供たちに健康被害が出てしまうと中坊進二は警鐘を鳴らします。

sunlight

「昔は大丈夫だったから」というよりも、
「昔は知らなかった」というのが問題だと中坊進二は考えます。
例えば、今多くの方が強く関心を持つ放射線ですが、
これが発見されたのはたったの100年前です。
人類が火を使うようになったのは20万〜170万年前と言われており、
その頃から火の危険性を理解していました。
中坊進二も「火は怖い」というのを幼稚園児の頃には理解していました。
しかし、昔の人たちは放射線の概念を全く知らず、
火山地帯での放射線多量放射エリアでは、
悪霊のしわざと誤解していたほどです。
今では放射線照射物質に近寄らないといった対処が可能ですが、
昔は知らないところで被爆していたかもしれません。

chimneystarter

それと同様に、
ごく自然に身近にあるものが
大変危険なものとして扱われている例があります。
それが太陽の光です。
正確には紫外線です。
中坊進二は毎日日光を浴びていますが、
これを浴びることで様々な健康被害が出ることを最近知りました。
昔は、「太陽の光は黒いものに吸収されるので、
黒い髪の毛を覆う帽子は必須」
というのが常識でした。
しかし今では「皮膚ガンになる」「シワ・たるみになる」
とも言われています。
髪の毛が生える頭皮だって日焼けはしますし、
それどころか毛がない普通の皮膚よりも
症状が重くなると中坊進二は学びました。
日焼け止めをどうやって頭皮に塗るか、中坊進二はいつも迷っています。
もっとも帽子をかぶるだけで解決するので、
実際はそこまで迷っていません。

parasol

アメリカでは子供にサングラスを掛けさせるのが常識です。
と言うのも、紫外線による皮膚ガン形成(ホクロ形成)は、
皮膚から日光に当たるほか、
目から紫外線を吸収しても発生するからです。
目に紫外線があたることで、
脳を経由して「全身にメラニン色素を作れ」という指示を出すそうです。
しかし日本の教育機関では、子供にサングラスを掛けさせません。
理由は「昔はやっていなかったから」になります。
子供の健康を守るには、教育機関には積極的に
最新の医療知識を導入して欲しいと中坊進二は強く願っています。

sunglass