東日本大震災以来、日本の地震発生回数は
10倍に膨れ上がったと中坊進二は思っています。
そうした副作用なのか分かりませんが、
中坊進二は震度3以下の地震には
特に何の想いも抱かなくなりました。
それこそ、「今日は鳥が飛んでいるな〜」
くらいの感想しか思い至りません。
地震に関しては、
中坊進二の感性はマヒしかけていると言えます。

japanarchipelago

8月31日15時34分ごろ、
京都府京丹波町にて震度1の地震が発生しました。
そしてそれは京都新聞にも大々的に掲載されました。
この記事を見て多くの方が
「震度1をわざわざ新聞で報告するの?!」と思ったかもしれません。
むしろ、震度1ではそこに居る人たちも
気付かないレベルだと中坊進二は思っています。
立っていたらまず気づかないレベルで、寝ていたとしても、
気のせいレベルと言えます。
ヤフートップページでも、
緊急地震速報は震度3くらいから報告すると
中坊進二は思っています。
こうした記事を見て中坊進二は
「京都は他に報道するニュースがないのだろうか?」と思ったほどです。

kyotanba

全世界の陸地(南極は除く)の面積を100%と仮定した場合、
日本の土地面積はわずか0.25%になります。
しかし、全世界の陸地で観測される地震の総数を100とした場合、
日本で観測されるものは10に及びます。
平均的に他の国の40倍の発生頻度を誇るのです。
その理由は日本をまたぐ4つの大陸プレート
問題があると中坊進二は考えます。
北米プレート、ユーラシアプレート、太平洋プレート、
フィリピン海プレートの4つがそれぞれ
日本の近海・中心を縦断横断しているのです。
イメージとしては、屈強なアメフト選手が4人居て、
それぞれバトルロイヤルしている感じでしょうか?
そんなことを数千年も続けていれば、
いつか誰かが怪我をしてしまうものです。

continentplate

人は痛みを忘れる生き物だと中坊進二は思っています。
トラウマを忘れることは有用ですが、
危機管理も忘れるのはいただけません。
2011年3月以降は
非常食の準備をしていた家庭は多いかもしれませんが、
2017年9月現在はどこに非常食を置いたか
忘れているのではないでしょうか。
むしろ、5年も経ったら消費期限が切れていそうです。
懐中電灯やローソクの準備までしている家庭は
とても少なさそうです。
さらに言うなら、
住宅を耐震リフォームしている方は稀と言えそうです。
いつ首都直下型地震が発生して、
住宅が倒壊してしまうか分かりません。
今や1000年に1度の大地震は
10年周期で発生してしまうかもしれませんよ。
中坊進二もしっかりと備えておきたいと思います。

emergencygoods


『追記』
9月1日10時8分には、震度2が京都市右京区で観測されました。
もしかしたら京都新聞は府内で発生したすべての地震を
報告するのかもしれませんね。